
福岡県指定有形文化財指定「阿弥陀如来立像」
当山御本尊は桧材の寄木造り。1965年(昭和40年)の解体修理の際、この仏像が制作された1267(文永4年)の年号と仏師「快順」など4人の名前を記した墨書や、1668年(寛文8年)に仏師「久悦」が修理をした銘文などが確認された。「安阿弥様」と呼ばれる快慶の優美な作風を受け継いでいる。「快順」は、快慶末流の仏師で、1266年(文永3年)蓮華王院「三十三間堂」の千躰千手観音像のうち第48号の千手観音を造顕している。当山御本尊は、昭和41年10月に福岡県有形文化財に指定されている。


